「医療被ばく低減施設認定」のための審査

申込方法

 審査を受けるためには、「医療被ばく低減施設認定事業」への申し込み(事業申込)後に公益社団法人 日本診療放射線技師会からお送りする審査 受審 申込書の提出(審査申込)及び、調書(現状調査・自己評価調査)による「書面審査」を受ける必要があります。
 「書面審査」に合格した施設に対してのみ、認定サーベイヤーが施設まで直接審査に訪れる「訪問審査」が実施されます。
 申し込みから訪問審査完了までには、約6ヶ月程度の審査期間を要します。まずは申込書にて、本会事務所宛に審査をお申し込みください。
  1. 施設内で審査申し込みを決定
  2. 医療被ばく低減施設認定事業 受審 申込書(PDF)をダウンロードし、病院管理者が押印した上で、公益社団法人 日本診療放射線技師会 事務所へ郵送 
  3. 公益社団法人 日本診療放射線技師会から、「医療被ばく低減施設認定審査 受審 申込書」及び、「現状調査票」と「自己評価調査票」を送付
  4. 送付書類に必要事項と結果を記載し、返送
  5. 公益社団法人 日本診療放射線技師会より書面審査結果を通知 ※要改善の場合は指摘事項を改善し、再度自己評価調査票を提出
  6. 書面審査合格後に協議の上、訪問審査日時を決定
  7. 訪問審査実施
  8. 郵送にて審査結果を通知

書面審査

 書面審査は、自己評価調査票にしたがって受審施設の担当者が行う評価です。 必須評価項目に対し、一定の対応がなされていると判断された場合に、書面審査を合格とします。

訪問審査

 複数名のサーベイヤーが受審施設を訪問して審査を行います。 審査後のサーベイヤーによる会議にて、必須評価項目に対し一定の対応がなされていると判断された場合に、訪問審査を合格とします。
 主な評価領域
  • 検査・治療におけるガイドラインとの比較による最適化の確認に関すること
  • 患者の被ばく線量(検査部位別の臓器線量等)に関するデータ評価に関すること
 また、公益社団法人 日本診療放射線技師会が認定する放射線管理士および放射線機器管理士が在籍し、それらの主導の下に適切な管理が行われていることが必ず必要です。

※ 訪問審査に関するお知らせ(2021年10月)

 本会では、現在、新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に、医療被ばく低減施設認定に係る「訪問審査」を休止しております。
 全国的な新規感染者数の減少も見られる一方、感染拡大が予断を許さない地域もあることから、訪問審査の再開に向けては、慎重に検討を重ねておりますが、訪問審査を担当するサーベイヤーが全国を移動すること、関東圏を中心に都市部の医療施設に所属していること、サーベイヤーの多くが新型コロナウイルス陽性患者の診療に従事していることなどから、訪問施設や所属施設での感染源になること等を危惧しており、再開決定には至っておりません。

 訪問審査をお待ちいただいている施設の皆様には、大変申し訳ございませんが、これら理由から、医療被ばく低減施設認定に係る「訪問審査」につきましては、当面の間、休止期間を延長させて頂きます。

 更新ならびに受審のご準備を進めておられるご施設には多大なご迷惑をおかけ致します。
 何卒ご了承頂けますよう、重ねてお願い申し上げます。

※ 訪問審査に代わり一部オンライン審査の併用を開始しました(2022年8月)

 医療被ばく低減施設認定に係る訪問審査においては、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため休止しており、受審を希望されているご施設には大変ご迷惑をお掛けしております。
 この感染症の拡大にあっては、いまだ予断を許さない状況が続いておりますが、「更新施設を優先に」訪問審査に代えて、オンライン審査をもって暫定的に再開することとなりましたのでお知らせ致します。

費用について

審査料は、平成31年4月20日に改定され、下記の通りです。
※税込み表記です。
(2021年5月1日改正)
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