STAT画像報告分科会について

STAT画像報告分科会

委員長・会長

加藤京一(学校法人昭和大学/昭和大学大学院)

委員

坂下惠治(独立行政法人りんくう総合医療センター)
市田隆雄(大阪市立大病院)
吉田和則(東京医大病院)
宇内大祐(聖路加国際病院)
木暮陽介(順天堂大順天堂医院)
壬生慎治(慈恵医科大学第三病院)
青木 聡(東海大八王子病院)
中井雄一(昭和大学北部病院)

STAT画像報告分科会とは

 厚生労働省医政局の「チーム医療の推進に関する検討会」の報告書資料(平成22年4月30日付け)によると、診療放射線技師については,(1) 画像診断における読影の補助を行うこと、(2) 放射線検査等に関する説明・相談を行うこと、が具体例として挙げられ、診療放射線技師を積極的に活用することが望まれるとされている。
 日本診療放射線技師会は、これを受けて同年6月に読影促進委員会を発足、その後平成24年10月より読影分科会として新たな活動を行ってきた。そして、令和3年10月2日STAT画像報告分科会と名称変更し、まずは緊急性のある画像について医師に報告のできる診療放射線技師の教育を目指し新たに活動を開始した。
 夜間診療や救急医療の場では、専門性の高い臨床医が揃うことはまれで、診療放射線技師は、画像に慣れ親しんでいることから、異常所見のピックアップ能力に優れている。したがって、撮影を担当した診療放射線技師からの情報提供は、異常所見の見落とし減少につながる。STAT画像報告分科会は、「緊急性のある画像報告の必要性」について皆様と共に学び、研鑽を積みながら、その方向性を示して行きたいと考えている。

 JCI(Joint Commission International)は 、1994 年に設立された第三者の視点から医療施設を評価する国際非営利団体。患者さんの安全性が担保されているか、高品質な医療が提供されているか、院内に継続した改善活動が行われる仕組みがあるか、を評価する認証機構であり、世界の中で最も厳しい基準を持つ第三者評価と言われている。
日本で31施設が認定取得(2021/10/5現在 JCIのHPより)

審査基準

 要求事項のひとつに、「」診療放射線技師のみで完了しうる検査で生命予後にかかわる緊急性の高い所見検出時の報告が行えているか=STAT(緊急)画像報告ができているか、がある。

STATの語源

statim
〈ラテン語〉〔遅らせることなく〕すぐに、直ちに

ex. stat call

スタットコール
病院内において非常事態が発生したことを知らせるための全館放送

イベント情報

都道府県名日程イベント名会場主催備考
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