ニュース・お知らせ
会告(10月) 平成28年度 第3回 被ばく線量適正化講習会
2016.10.01
平成28年10月1日
公益社団法人 日本診療放射線技師会
会長 中澤 靖夫
ICRPの勧告やIAEAの基本安全基準などの国際的な指針において,診断参考レベル(Diagnostic Reference Level:DRL)が医療放射線防護において診断分野の最適化のツールであるとされている.欧州ではDRLの確立がEU加盟国に求められ,それを受けて各国でDRLを取り入れている.
わが国では,医療被ばく研究情報を共有して関係団体が連携するための組織として,医療被ばく研究情報ネットワーク(Japan Network for Research and Information on Medical Exposures:J-RIME)が2010年3月に設立され,日本診療放射線技師会も参加してきた.J-RIMEはDRLの国内導入に向けて,2014年8月にDRLワーキンググループを立ち上げ,構成団体から委員の派遣を受けてDRL確立に向けて取り組み,2015年6月にはJ-RIMEとしてのDRLを公表した.
今回,わが国のDRLの取りまとめにご尽力された細野 眞先生に,DRL導入の経緯と概要について基調講演をお願いした.その後,医療被ばく安全管理委員会の五十嵐博氏から,医療被ばく適正化に向けた現在の認定事業について,続いて医療被ばく低減施設の認定を受けているベルランド総合病院の奥中雄策氏に,医療被ばく低減施設認定について講演を頂く.
自施設の医療被ばく線量測定を検討されている事例などを持ち寄り,放射線被ばく線量の適正化についての意見交換を行う講習会としたい.
わが国では,医療被ばく研究情報を共有して関係団体が連携するための組織として,医療被ばく研究情報ネットワーク(Japan Network for Research and Information on Medical Exposures:J-RIME)が2010年3月に設立され,日本診療放射線技師会も参加してきた.J-RIMEはDRLの国内導入に向けて,2014年8月にDRLワーキンググループを立ち上げ,構成団体から委員の派遣を受けてDRL確立に向けて取り組み,2015年6月にはJ-RIMEとしてのDRLを公表した.
今回,わが国のDRLの取りまとめにご尽力された細野 眞先生に,DRL導入の経緯と概要について基調講演をお願いした.その後,医療被ばく安全管理委員会の五十嵐博氏から,医療被ばく適正化に向けた現在の認定事業について,続いて医療被ばく低減施設の認定を受けているベルランド総合病院の奥中雄策氏に,医療被ばく低減施設認定について講演を頂く.
自施設の医療被ばく線量測定を検討されている事例などを持ち寄り,放射線被ばく線量の適正化についての意見交換を行う講習会としたい.
記
講習会名 | 平成28年度 第3回 被ばく線量適正化講習会 |
---|---|
開催日時 | 平成28年12月11日(日)13:00〜17:00 |
開催場所 | APホール大阪駅前 APホールII |
定員 | 先着60人 |
対象者 | 診療放射線技師に限る |
受講料 | 3,000円 ただし,会員は2,000円 |
申込方法 | JART情報システム内のメニュー「生涯教育・イベント参加のお申し込み」からお申し込みください. |
申込期限 | 平成28年11月27日(日) |
プログラム | 12:30〜 受付 司会医療被ばく安全管理委員会委員長 鈴木 賢昭 13:00〜 開催あいさつ日本診療放射線技師会理事 横田 浩 13:10〜 「医療放射線防護における診断参考レベルの意義」 近畿大学医学部放射線医学教室・近畿大学高度先端総合医療センター・ 近畿大学原子力研究所教授 細野 眞 14:30〜 「医療被ばく適正化に向けた現在の認定事業」 医療被ばく安全管理委員 五十嵐 博 15:00〜 「医療被ばく低減施設認定2度目の更新を迎えての取り組み」 ベルランド総合病院 奥中 雄策 16:10〜 総合討論 17:00〜 閉会あいさつ |
本件に関する問い合わせ | 公益社団法人日本診療放射線技師会 TEL:03-5405-3612 インターネットから http://www.jart.jp/ (トップページの“お問い合わせ”より) |
以上