ニュース・お知らせ
会告(8月) 平成28年度 第回 被ばく線量適正化講習会
2016.08.01
平成28年8月1日
公益社団法人 日本診療放射線技師会
会長 中澤 靖夫
ICRPの勧告やIAEAの基本安全基準などの国際的な指針において,診断参考レベル(Diagnostic Reference Level:DRL)が医療放射線防護において診断分野の最適化のツールであるとされている.欧州ではDRLの確立がEU加盟国に求められ,それを受けて各国でDRLを取り入れている.
わが国では,医療被ばく研究情報を共有して関係団体が連携するための組織として,医療被ばく研究情報ネットワーク(Japan Network for Research and Information on Medical Exposures:J-RIME)が2010年3月に設立され,日本診療放射線技師会も参加してきた.J-RIMEはDRLの国内導入に向けて,2014年8月にDRLワーキンググループを立ち上げ,構成団体から委員の派遣を受けてDRL確立に向けて取り組み,2015年6月にはJ-RIMEとしてのDRLを公表した.
被ばく線量の適正化は,放射線診療の専門職種である診療放射線技師にとって必要不可欠であるだけでなく,市民(患者)から医療被ばくについて質問を受けた際の適切な対応も望まれている.今回,低線量放射線の健康影響について,放射線医学総合研究所の島田義也先生に,低線量・低線量率放射線のリスク評価に関する基調講演をお願いした.
自施設の医療被ばく線量測定を行った事例,市民(患者)から医療被ばくについて質問を受けた事例などを持ち寄り,放射線被ばく線量の適正化についての意見交換を行う講習会としたい.
わが国では,医療被ばく研究情報を共有して関係団体が連携するための組織として,医療被ばく研究情報ネットワーク(Japan Network for Research and Information on Medical Exposures:J-RIME)が2010年3月に設立され,日本診療放射線技師会も参加してきた.J-RIMEはDRLの国内導入に向けて,2014年8月にDRLワーキンググループを立ち上げ,構成団体から委員の派遣を受けてDRL確立に向けて取り組み,2015年6月にはJ-RIMEとしてのDRLを公表した.
被ばく線量の適正化は,放射線診療の専門職種である診療放射線技師にとって必要不可欠であるだけでなく,市民(患者)から医療被ばくについて質問を受けた際の適切な対応も望まれている.今回,低線量放射線の健康影響について,放射線医学総合研究所の島田義也先生に,低線量・低線量率放射線のリスク評価に関する基調講演をお願いした.
自施設の医療被ばく線量測定を行った事例,市民(患者)から医療被ばくについて質問を受けた事例などを持ち寄り,放射線被ばく線量の適正化についての意見交換を行う講習会としたい.
記
講習会名 | 平成28年度 第2回 被ばく線量適正化講習会 |
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開催日時 | 平成28年11月3日(木・祝) 13:00〜17:00 |
開催場所 | いわて県民情報センター アイーナ 研修室812 |
定員 | 先着60人 |
対象者 | 診療放射線技師に限る |
受講料 | 3,000円 ただし,会員は2,000円 |
申込方法 | JART情報システム内のメニュー「生涯教育・イベント参加のお申し込み」からお申し込みください. |
申込期限 | 平成28年10月16日(日) |
プログラム | 12:30〜 受付 司会 医療被ばく安全管理委員会副委員長 藤原 理吉 13:00〜 開会あいさつ 日本診療放射線技師会理事 横田 浩 13:10〜 基調講演「放射線診療の健康影響の考え方」 量子科学技術研究開発機構 放射線医学総合研究所 島田 義也 14:30〜 「医療被ばく適正化に向けた現在の認定事業」 医療被ばく安全管理委員 地主 明弘 15:00〜 「岩手県CT被ばく実態調査報告」 岩手医科大学附属病院 太田 佳孝 16:10〜 総合討論 17:00〜 閉会あいさつ |
本件に関する問い合わせ | 公益社団法人日本診療放射線技師会 TEL:03-5405-3612 インターネットから http://www.jart.jp/ (トップページの“お問い合わせ”より) |
以上