会告(1月) 講演会「低線量放射線被ばくの影響について」

生涯学習
2016.01.01

平成28年11

公益社団法人 日本診療放射線技師会

会長 中澤 靖夫 
 ICRPの勧告やIAEAの基本安全基準などの国際的な指針において,診断参考レベル(Diagnostic Reference Level:DRL)が医療放射線防護において診断分野の最適化のツールであるとされている.欧州ではDRLの確立が欧州連合(EU)加盟国に求められ,それを受けて各国でDRLを取り入れている.

 わが国では,医療被ばく研究情報を共有して関係団体が連携するための組織として,医療被ばく研究情報ネットワーク(Japan Network for Research and Information on Medical Exposures:J-RIME)が2010年3月に設立され,日本診療放射線技師会も参加してきた.J-RIMEは,DRLの国内導入に向けて2014年8月にDRLワーキンググループを立ち上げ,構成団体から委員の派遣を受けてDRL確立に向けて取り組み,2015年6月には
J-RIMEとしてのDRLを公表した.

 今回,DRL導入の意義と公表を踏まえ,市民(患者)から寄せられる診断領域の低線量放射線被ばくの影響について考える講演会を企画した.
講演会名 低線量放射線被ばくの影響について
開催日時 平成28年2月13日(土) 13:00〜
開催場所 公益社団法人日本診療放射線技師会 講義室
定員 先着60人
対象者 本会会員のみ
参加費 3,000円(資料代を含む)
申込方法 JART情報システム内のメニュー「生涯教育・イベント参加のお申し込み」からお申し込みください.
申込期限 平成28年1月30日(土)
プログラム 12:30〜 受 付
13:00  司 会 医療被ばく安全管理委員会 委員長 藤原 理吉
13:00〜 開演あいさつ  日本診療放射線技師会 理事 横田  浩
13:10〜 低線量の放射線影響とLNT仮説
      日本放射線影響協会 研究参与 松原 純子
14:40〜 休 憩
15:00〜 診断参考レベルについて
      医療被ばく安全管理委員会 委員長 藤原 理吉
15:30〜 放射線被ばく相談におけるLNT仮説 ─被ばく相談事例から─
      日本診療放射線技師会 専門職 諸澄 邦彦
16:00〜 総合討論
17:00〜 閉会式
本件に関する問い合わせ 公益社団法人日本診療放射線技師会
 TEL:03-5405-3612
インターネットからは、本サイトの「お問い合わせ」より
 以上
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