ニュース・お知らせ
会告(11月) 平成27年度 第3回Ai認定講習会(平成27年度 死亡時画像診断(Ai)研修会)の開催について
2015.11.01
申込数が上限に達したため、受付を終了いたしました
平成27年11月1日
公益社団法人日本診療放射線技師会
会長 中澤 靖夫
死亡時画像診断(Ai)については,厚生労働省の「死因究明に資する死亡時画像診断の活用に関する検討会」報告書(平成23年7月)において,研修会の開催や認定技師制度等の確立により撮影・読影に関する知識・技術の向上に努める必要性が示されています.
その後,平成24年6月に国会で可決された死因究明2法のうち「警察等が取り扱う死体の死因又は身元の調査等に関する法律」が翌年4月から施行され,警察依頼によるAiが始まりました.もう一方の「死因究明の推進等に関する法律」は2年間の時限立法として昨年6月に死因究明等推進計画が閣議決定され,その中で小児死亡におけるAiモデル事業が始まっています.また本年10月から施行されました医療事故調査制度では,原因を明らかにするための調査の1つにAiの実施が挙げられています.このように,多くの施設でAiは診療放射線技師の業務となっているのが現状です.
本認定講習会は平成23年11月から年3回のペースで開催を目指し,今回で14回目になります.これまでの受講者総数は1,044人,"Ai認定診療放射線技師"として482人(平成27年4月30日 現在)が認定されています.
講義内容はこれまでと同様に,死亡時画像診断(Ai)を適切に活用していくための基礎的な知識・技能の普及を目的として診療放射線技師を対象に行うものであり,本会Ai認定診療放射線技師のための指定講習会であります.
今回の講習会は,厚生労働省の事業の一環として日本医師会が受け「平成27年度 死亡時画像診断(Ai)研修会」と称し,本会も主催者となり開催されます.また医師向けの講義も同時に行われます.
なお,Ai学会主催"平成22年度Ai研修会"(平成23年2月5日,6日開催)の修了者を対象に行っておりました補講制度は終了しました.
その後,平成24年6月に国会で可決された死因究明2法のうち「警察等が取り扱う死体の死因又は身元の調査等に関する法律」が翌年4月から施行され,警察依頼によるAiが始まりました.もう一方の「死因究明の推進等に関する法律」は2年間の時限立法として昨年6月に死因究明等推進計画が閣議決定され,その中で小児死亡におけるAiモデル事業が始まっています.また本年10月から施行されました医療事故調査制度では,原因を明らかにするための調査の1つにAiの実施が挙げられています.このように,多くの施設でAiは診療放射線技師の業務となっているのが現状です.
本認定講習会は平成23年11月から年3回のペースで開催を目指し,今回で14回目になります.これまでの受講者総数は1,044人,"Ai認定診療放射線技師"として482人(平成27年4月30日 現在)が認定されています.
講義内容はこれまでと同様に,死亡時画像診断(Ai)を適切に活用していくための基礎的な知識・技能の普及を目的として診療放射線技師を対象に行うものであり,本会Ai認定診療放射線技師のための指定講習会であります.
今回の講習会は,厚生労働省の事業の一環として日本医師会が受け「平成27年度 死亡時画像診断(Ai)研修会」と称し,本会も主催者となり開催されます.また医師向けの講義も同時に行われます.
なお,Ai学会主催"平成22年度Ai研修会"(平成23年2月5日,6日開催)の修了者を対象に行っておりました補講制度は終了しました.
記
講習名 | 平成27年度 第3回 Ai認定講習会(平成27年度 死亡時画像診断(Ai)研修会) |
---|---|
開催日時 | 1日目 平成28年1月9日(土)10:00〜17:30(予定) 2日目 平成28年1月10日(日)9:00〜16:10(予定) |
開催場所 | 日本医師会館(東京都文京区本駒込2-28-16) |
主催 | 日本医師会,日本診療放射線技師会,Ai学会 |
共催 | 日本病理学会(予定),日本法医学会(予定),日本医学放射線学会(予定),日本救急医学会(予定) |
後援 | 日本医学会(予定),放射線医学総合研究所(予定) |
対象 | 診療放射線技師(医師の募集はAi学会で行う予定) |
定員 | 100人(定員になり次第,締め切ります) |
受講料 | 10,000円 |
申込方法 | JART情報システム内のメニュー「生涯教育・イベント参加のお申し込み」からお申し込みください. ※ JART情報システムに利用登録していない非会員の方は,まず本会ホームページより,新規利用登録を行ってください. |
受講料払込 | お申し込み後,払込票をお送り致します.その用紙をご利用の上,受講料を払い込みください.払込票記載の支払期限までにお支払いいただけない場合,自動的にキャンセルとなりますのでご注意ください. |
受付期間 | 平成27年11月1日(日)〜平成27年12月9日(水) |
本件に関するお問い合わせ | 公益社団法人日本診療放射線技師会 TEL:03-5405-3612 ページ下部の「お問い合わせ」より |
講習会プログラム | ※講義の順番は変更になる場合がございます 1日目(全ての方、共通項目) 10:00 開講あいさつ 日本医師会 会長 横倉 義武 10:10〜10:50 死亡時画像診断(Ai)における基本事項 山本 正二(Ai情報センター 代表理事) 10:50〜11:30 死亡時画像診断(Ai)における法令・倫理 長谷川 剛(上尾中央総合病院 情報管理部) 11:30〜12:10 死亡時画像診断(Ai)における医療安全対策・感染対策 兼児 敏浩(三重大学医学部附属病院 医療安全・感染管理部) 13:10〜13:50 死亡時画像診断(Ai)に関係する病理学 桂 義久(Ai学会 理事) 13:50〜14:30 死亡時画像診断(Ai)における画像診断 7(医療事故・訴訟) 高野 英行(千葉県がんセンター 画像診断部) 14:30〜15:10 死亡時画像診断(Ai)における画像診断 1(総論) 塩谷 清司(聖隷富士病院 放射線科) 15:20〜16:05 死亡時画像診断(Ai)における画像診断 2(救急) 伊藤 憲佐(亀田総合病院 救命救急科) 16:05〜16:45 死亡時画像診断(Ai)に関係する救急医学 七戸 康夫(国立病院機構北海道医療センター 救急科) 16:45〜17:30 死亡時画像診断(Ai)における画像診断 3(小児) 小熊 栄二(埼玉県小児医療センター 放射線科) 2日目(午前:画像読影関係) 9:00〜9:40 死亡時画像診断(Ai)における画像診断4 経時的死後変化 長谷川 巖(東京都監察医務院) 9:40〜10:20 死亡時画像診断(Ai)における画像診断5(解剖前のAi) 兵頭 秀樹(札幌医科大学 法医学講座) 10:30〜11:10 死亡時画像診断(Ai)に関係する法医学 飯野 守男(鳥取大学医学部 法医学教室) 11:10〜11:50 死亡時画像診断(Ai)における画像診断6(法医学) 飯野 守男(鳥取大学医学部 法医学教室) 12:00〜12:30 死亡時画像診断(Ai)に関係する看護学 石井 由美子(河北総合病院 看護部) 2日目(午後:診療放射線技師向け) 13:30〜14:10 死亡時画像診断(Ai)における検査技術(総論・一般撮影) 樋口 清孝(国際医療福祉大学 放射線・情報科学科) 14:20〜15:00 死亡時画像診断(Ai)におけるCTの検査技術 武井 宏行(群馬大学医学部附属病院 放射線部) 15:00〜15:40 死亡時画像診断(Ai)におけるMRIの検査技術 小林 智哉(筑波メディカルセンター病院 放射線技術科) ※終了後,確認試験を30分程度予定.講習会修了者には修了証を授与 |
以上