ニュース・お知らせ
会告(10月)下部消化管(注腸)認定診療放射線技師の認定および下部消化管(注腸)認定診療放射線技師認定講習会の開催について
2017.10.01
平成29年10月1日
公益社団法人 日本診療放射線技師会
会長 中澤 靖夫
平成26年6月18日に成立した診療放射線技師法の一部改正により,「?@下部消化管検査に際して,カテーテル挿入部(肛門)を確認の上,肛門よりカテーテルを挿入すること?A肛門より挿入したカテーテルより造影剤及び空気の注入を行うこと」の行為が検査に関連する行為として,診療放射線技師の業務範囲に加わりました.また老健法に基づく大腸がん検診の見直しでは,「注腸造影検査を実施するにあたっては,十分な精度管理の下で,注腸X線検査の専門家により実施することが必要であり,それが可能な施設に限定して, また,特に深部結腸のがんに対して感度が低いことを十分考慮した上で実施すべきである」と報告されています.
下部消化管(注腸)造影検査の約6割が診療放射線技師により施行されていますが,技量における均てん化が不十分な状況にあります.
本会では,消化管に関する幅広い知識および優れた診療放射線技術を有する診療放射線技師を育成することにより,消化管検査の質の向上,医療安全の確保,および標準医療を担保し,国民の健康と福祉に貢献することを目的に下部消化管(注腸)認定診療放射線技師の認定を行います.
認定を受けるためには,下記の下部消化管(注腸)認定診療放射線技師認定講習会の受講が必要ですので,多数受講していただき,下部消化管(注腸)認定診療放射線技師を取得していただきたいと思います.
下部消化管(注腸)造影検査の約6割が診療放射線技師により施行されていますが,技量における均てん化が不十分な状況にあります.
本会では,消化管に関する幅広い知識および優れた診療放射線技術を有する診療放射線技師を育成することにより,消化管検査の質の向上,医療安全の確保,および標準医療を担保し,国民の健康と福祉に貢献することを目的に下部消化管(注腸)認定診療放射線技師の認定を行います.
認定を受けるためには,下記の下部消化管(注腸)認定診療放射線技師認定講習会の受講が必要ですので,多数受講していただき,下部消化管(注腸)認定診療放射線技師を取得していただきたいと思います.
記
講習会名 | 下部消化管(注腸)認定診療放射線技師認定講習会 |
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開催日 | 平成30年1月6日(土)〜7日(日) |
開催場所 | 公益社団法人日本診療放射線技師会 講義室 |
定員 | 40人 |
申込開始 | 11月上旬 |
受講資格 | 注腸X線検査臨床研修(注腸統一講習会)修了者 (その他,経験年数などがありますので,詳細をご確認ください) |
受講料および認定試験料 | 会 員 13,000円(講習会受講料 3,000円+認定試験料10,000円) 非会員 30,000円(講習会受講料10,000円+認定試験料20,000円) |
本件に関するお問い合わせ | 公益社団法人日本診療放射線技師会 TEL:03-5405-3612 インターネットから http://www.jart.jp/ (トップページの“お問い合わせ”より) ※詳細は,会誌11月号に掲載します. |
以上