ニュース・お知らせ
平成26年度国家試験問題評価委員会開催される
2015.04.01
2月28日(土)に、日本診療放射線技師会事務所において、平成26年度の国家試験問題評価委員会が開催された。本年度の診療放射線技師国家試験は、2月26日(木)に全国8カ所の試験会場で実施され、今年も例年同様、診療放射線技師養成教育機関から2,000人以上の新卒受験者が試験科目の全14科目から出題される200問題に取り組んだ。
日本診療放射線技師会は多くの委員会が存在し活動している。その中の1つに本委員会の国家試験問題評価委員会がある。現在、委員会のメンバーは10人で構成しており、各教育機関や医療機関で活躍している会員の皆さんに協力していただいている。また本委員会の目的は職能団体の責務として、その年に行われた国家試験問題の全てを評価し、適正であるかどうかさまざまな視点から検討した後、取りまとめた要望を厚生労働省医政局に答申書として提出するために作られた委員会である。
本委員会は、実施された試験問題が診療放射線技師の基本的知識と技術・技能を適切に判断する内容であるか真摯に検討をした。委員長の立場で言うのも変だが、各委員の皆さんの責任感と使命感が感じられ、とても充実した委員会であった。
試験問題全体の印象として「読影補助」が反映されたのか、読影に関する問題が多い傾向にあり、年々臨床現場に即した問題が増えている。しかし、14科目の中から試験問題が出題されており、出題枠の関係で偏った出題傾向が見られる。将来的観点から出題数(現在200問題)を増やし、教育現場におけるカリキュラム追加(93単位→95単位)が平成28年度よりスタートするのを契機に、全14科目からバランスの良い出題にしていくべきとの意見も出された。また教育関係者や学生の皆さんに最も関心の高い事項である複数回答が予想される出題や問いが、受験者側に対して適切な表現になっているかなど、当日出題された全問題を検討し、十分な議論を重ねて本年度の委員会を無事に終えた。
結果については、近日中に答申書を厚生労働省に提出する予定である。
日本診療放射線技師会は多くの委員会が存在し活動している。その中の1つに本委員会の国家試験問題評価委員会がある。現在、委員会のメンバーは10人で構成しており、各教育機関や医療機関で活躍している会員の皆さんに協力していただいている。また本委員会の目的は職能団体の責務として、その年に行われた国家試験問題の全てを評価し、適正であるかどうかさまざまな視点から検討した後、取りまとめた要望を厚生労働省医政局に答申書として提出するために作られた委員会である。
本委員会は、実施された試験問題が診療放射線技師の基本的知識と技術・技能を適切に判断する内容であるか真摯に検討をした。委員長の立場で言うのも変だが、各委員の皆さんの責任感と使命感が感じられ、とても充実した委員会であった。
試験問題全体の印象として「読影補助」が反映されたのか、読影に関する問題が多い傾向にあり、年々臨床現場に即した問題が増えている。しかし、14科目の中から試験問題が出題されており、出題枠の関係で偏った出題傾向が見られる。将来的観点から出題数(現在200問題)を増やし、教育現場におけるカリキュラム追加(93単位→95単位)が平成28年度よりスタートするのを契機に、全14科目からバランスの良い出題にしていくべきとの意見も出された。また教育関係者や学生の皆さんに最も関心の高い事項である複数回答が予想される出題や問いが、受験者側に対して適切な表現になっているかなど、当日出題された全問題を検討し、十分な議論を重ねて本年度の委員会を無事に終えた。
結果については、近日中に答申書を厚生労働省に提出する予定である。