平成26年度第6回理事会開催される

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2015.04.01
 2月21日(土)に、本会事務所講義室で平成26年度第6回理事会が開催された。開催に先立ち、日本画像医療システム工業会(JIRA)法規・安全部会 部会長 古川 浩さまより「医薬品医療機器等法」についてご講演を頂いた。医薬品医療機器等法とは「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」であり、薬事法の題名を改めた法令である。講演の内容は新設された医療機器プログラムの規制と対応についてであった。医療機関関係者にとっては責務または役割の明確化、医療機器などの不具合報告の実施や単体プログラムの医療機器化などが関連していた。単体プログラムの医療機器化の利点はワークステーションなどのプログラム単体の購入が可能となり、またハード部分の更新も可能となった。

 理事会では中澤会長より3つの話があった。1つ目は、診療放射線技師の業務拡大に伴う統一講習会について。授業科目の単位数が増加したこと。2つ目は、1月28日(水)に開催された公明党の議員懇話会について。医学物理士の国家資格化については反対であること、国家試験委員の構成に関する要望を説明したこと。3つ目は、環境省からの委託事業である「福島県外における住民の個人被ばく線量把握事業」において、小川副会長と諸澄専門職が中心となり行われていることであった。

 青柳事務局長代行より、理事全員の出席があり本理事会が成立したことが述べられた。

 本理事会の主な議題は「平成27年度事業計画案および予算案」「第76回定時総会について」「診療放射線技師賠償責任保険について」などであった。「平成27年度事業計画案および予算案」のチーム医療の推進については具体的な内容が求められた。さらに予算案について多くの議論が行われた。

 主な報告事項では「診療放射線技師の業務拡大に伴う統一講習会報告」「X線発見120周年記念式典実行委員会報告」「公明党診療放射線技師制度に関する議員懇話会報告」「第31回学術大会進捗状況報告」などであった。第6回理事会は13議題および21の報告をもって無事に終了した。

 詳細な議事内容については、平成26年度第6回理事会議事録(抄)を参照されたい。
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