会告(11月)平成25年度 第3回 Ai認定講習会の開催について

生涯学習
2013.11.01
 平成25年11月1日
公益社団法人日本診療放射線技師会
会長 中澤 靖夫
 死亡時画像診断(Ai)については,厚生労働省の「死因究明に資する死亡時画像診断の活用に関する検討会」報告書(平成23年7月)において,死後画像の撮影・読影に関する知識・技術の向上のため,関連学会や日本医師会の協力によるガイドラインの作成,研修会,研究会などの開催の必要性が示されています.
 その後,平成24年6月には「死因究明の推進等に関する法律」と「警察等が取り扱う死体の死因又は身元の調査等に関する法律」の2法案が国会により可決されました.後者については平成25年4月に施行され,前者は時限立法として会議などが開始されて平成25年7月には中間報告がまとまり,Aiは診療放射線技師の業務の一つとなってきました.

 本認定講習会は平成23年11月から年3回のペースでの開催を目指し,今回で8回目になります.
 平成25年度最後の認定講習会は,診療放射線技師と医師が同時に講習を受けるスタイルで,下記の要領で実施致します.
 講義内容はこれまでと同様に,死亡時画像診断(Ai)を適切に活用していくための基礎的な知識・技能の普及を目的として診療放射線技師を対象に行うものであり,本会Ai認定診療放射線技師のための指定講習会であります.

 なお平成23年2月5日,6日両日に開催されましたAi学会主催の?平成22年度Ai認定講習会?を修了した診療放射線技師は,本会Ai認定診療放射線技師に必要な指定講習の一部を補講として受講していただくことになりました.今回の補講は平成26年1月12日(日)午後の受講をもって指定講習の受講終了とし,本会の修了証を発行致します.
 該当される方は,以後の認定講習会についても同様の補講を行う予定ですので,可能な場所で受講してください.
 記
開催日時 平成26年1月11日(土)9:00〜17:00(予定)
平成26年1月12日(日)9:00〜16:00(予定)
開催場所 日本医師会(東京都文京区本駒込2-28-16)
主催 日本医師会
共催 日本診療放射線技師会,Ai学会
後援 厚生労働省
対象 診療放射線技師(医師の募集は,日本医師会で行う予定です)
定員 100名(定員になり次第,締め切ります)
受講料 1万円(補講:3,000円)
受講料払込
お申し込み手続き
ア)申込方法:本会ホームページよりお申し込みください.
イ)受付期間:平成25年11月1日〜平成25 年12月15日
ウ)受講料払込:お申し込み後,本会より受講払込用紙をお送り致します.その用紙をご利用の上,払い込みください.
エ)補講を受講する者は,平成 22 年度 Ai 認定講習会修了証明書の写しを受講当日に提出してください.
本件に関する問い合わせ 公益社団法人日本診療放射線技師会
TEL:03-5405-3612
インターネットから
http://www.jart.jp/(トップページの“お問い合わせ”より)
講習プログラム  今回は,1日目および2日目午前中は医師・診療放射線技師の合同講義となるため内容が密になっています.スケジュールは大まかな予定ですが,時間的な大幅な変更はないものと考えます.詳細なスケジュールについては決定次第,ホームページに掲載致します.

1日目(9:00〜12:00,13:00〜17:00)
講義内容 時間
基本事項 40分
法令・倫理 40分
医療安全・感染対策 40分
救急学 40分
病理学 40分
法医学 40分
画像診断1 総論 40分
画像診断2 救急 45分
画像診断3 小児 45分

2日目(9:00〜12:00,13:00〜16:00)
講義内容 時間
画像診断4 (経時的死後変化) 40分
画像診断5 (解剖前のAi) 40分
画像診断6 (法医学) 40分
画像診断7 (医療事故・訴訟) 40分
看護学 30分
検査総論・一般撮影 40分
CT 40分
MRI 40分
最終確認試験 30分
以上 
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