第52回中華民国医事放射学会学術大会開催報告

 2019年3月9日、10日にThe 52th Annual Meeting of the Taiwan Society of Radiological Technologists (TWSRT) and the International Conference of Medical Imaging(第52 回中華民国医事放射学会学術大会)が台中市の中山医学大学にて開催されました。
 アジア地域を中心に10か国、約70名の外国人を含め、約1,000名が学術大会に参加しました。
 日本からは佐野副会長、児玉理事をはじめ、鈴鹿医療科学大学、駒澤大学、日本医療科学大学の学生を含めて28名が参加しました。
 今回のTWSRTでは、各国における診療放射線技師の現在と未来に関するテーマシンポジウムが開催され、日本からは佐野副会長がCurrent status and future perspective of Japanese license and education for radiological technologistsといタイトルで発表しました。
 日本、韓国、台湾の三国代表者会議では、アジアサポートファンドの使用予定について話し合われ、2019年8月にインドネシア及びマレーシアへの教育支援としてMRI技術に関するワークショップを実施することが決定された。
 また、2019年10月に韓国で開催されるEACRTでは、EACRTシンポジウムとしてCTをテーマにしたシンポジウムが開催されることが決定し、日本からは頭頚部領域に関する教育講演を行うことが決定された。また、国際認定資格試験の作問および日程についても再確認が行われた。
次回のEACRTは2019年10月に韓国の京畿道にて開催されます。英語で初めて発表に挑戦しようと思っている会員の方には是非挑戦していただきたいと思います。
 多くの会員の参加を期待します。
佐野副会長のシンポジウム講演
日本、韓国、台湾の三国代表者会議
ページトップへ