第21回AACRT開催される

　2017年6月23日から3日間、The 21st Asia-Australasia Conference of Radiological Technologists（第21回アジアオーストラレーシア地域診療放射線技師学術大会）が香港のScience Parkにて開催されました。今回の学術大会では16 か国、約150名の外国人を含め、約450名が学術大会に参加した。日本からは佐野副会長、小田理事、児玉理事をはじめ21名が参加した。
　大会に先立ち23日にはAACRT member societies meeting、 ISRRT A/A regional meeting、Asia Radiotherapy Symposium meetingが開催された。ISRRT A/A regional meetingでは、9月に函館で開催される第33回日本診療放射線技師学術大会および第24回東アジア学術交流大会についての広報を行った。
　また、Asia Radiotherapy Symposium meetingでは7か国（日本、韓国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア）でMOUを締結した。来年9月に開催される第34回日本診療放射線技師学術大会（山口）においてThe 6th Asia Radiotherapy Symposiumを併催することとなった。
　24日はOpening Ceremonyに引き続き、招待講演、一般演題発表があった。また、夜にはGala Dinnerも開催され、各国によるプレゼント交換が行われるとともに、各国の代表者が民族衣装に着替えDinnerに参加するとともに、各国と情報交換を行った。さらに、中澤会長による書字も披露された。
　25日にはRadiation Protection and Monitoringセッションがあり、中澤会長から日本における放射線防護の取組が紹介された。
　次回、第22回AACRTは2019年3月にオーストラリアのアデレードにて開催される予定です。多くの会員の参加をお待ちしています。