第51回中華民国医事放射学会学術大会参加報告

 2018年3月26日にThe 51th Annual Meeting of the Taiwan Society of Radiological Technologists (TWSRT) and the 25th East Asia Conference of Radiological Technologists (第51 回中華民国医事放射学会学術大会及び第25回東日本学術交流大会が嘉義市の長庚紀念醫院にて開催されました。アジア地域を中心に7か国、約50名の外国人を含め、約1,200名が学術大会に参加しました。日本からは中澤会長、佐野副会長、江田理事をはじめ16名が参加しました。
 今回のEACRTからEACRTシンポジウムが開催されました。このEACRTシンポジウムは日本からの提案で実施されることになり、同一のテーマで日本、韓国、台湾の3か国からその国の代表がそれぞれシンポジストになるもので、今回のテーマはMRIでした。日本からは江田理事がDuties and future tasks for MRI in Japanというタイトルで発表されました。また、EACRTでは日本から5名の口述発表もありました。
 日本、韓国、台湾の三国代表者会議では、アジアサポートファンドの使用予定について話し合われ、平成30年度はインドネシアへの教育支援を実施することになり、8月にMRIワークショップを実施することで調整することになった。また、国際認定資格試験の作問および日程についても再度話し合われました。会議の最後には、TWSRTのKuo会長が今回の学術大会にて会長職を退任するため、退任の挨拶も行われました。
 次回のEACRTは平成31年10月に韓国ソウルにて開催される予定です。英語で初めて発表に挑戦しようと思っている会員の方には是非挑戦していただきたいと思います。多くの会員の参加を期待します。
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